2008年3月30日日曜日

NCAA Tournament D2

決勝戦がスタート!!!

SPUの負けたアラスカアンカレッジは、準決勝で負けてしまいました。。。
僅差で・・・。

WINONA vs AUGUSTA
強豪同士の対決。
見逃せません。

TVに釘付けになることにします。

2008年3月29日土曜日

NCAA Tournament D1

NCAAのトーナメントもベスト8が出揃いました。

私が注目するのは、
MENPHIS
KANSAS
この2チームです。

激しいディフェンスから速攻が持ち味です。

日本の高校生のような試合展開をしたりします。
時には、しっかりとチームオフェンスで組み立てます。

おもしろいチーム戦術をしている
2チームに注目です。
決勝でこの対戦を見てみたい。

http://ncaa.com/basketball-mens/default.aspx?id=147034

2008年3月22日土曜日

本日も

Emerald City Basketball Academyへ。 Coach Jasonにいろいろと話を聞いた。
アカデミーのこと。
練習のこと。
大切にしていること。
教育のこと。
家族のこと。
経営のこと。
など・・・。


それから、
Jasonによるクリエイティブクリニック。
道具を使い行う練習には、驚きの連続でした。
誰にでもできる。
勉強さえすれば・・・。
発想力と行動力。
想いをかたちに・・・。
目指すべき姿がここには、ありました。

写真。
これは、何に使うのでしょう?

夕方には、子供たちのスクール。
みんなが生き生きとバスケットボールに向かう姿は、見ていて楽しい。
コーチがしっかりと教える環境。
子供3人にコーチ2人。
そんなクラスも。

アメリカ生活終盤にきて、学ぶものがたくさん出てきています。
大学で学ぶものも大きかったのですが、
もっと基本的な部分。
なぜ、大学生があのようなことができるのか・・・。
その裏側が見れています。

おもしろい。

この一言です。

Tatsumiブログにも、様子がアップされています。

2008年3月21日金曜日

Emerald City Basketball Academy

SPUのシーズンが終わり、
D1のシーズンが佳境を向かえ、
Tatsumiさんと今後の方向を考えている合間に、
Emerald City Basketball Academy
に、足を運んできました。
ここは、先日、SPUの練習で使用し、ヒロナカコーチに紹介していただいていた場所です。

ここは、地域の子どもたち
日本でいう小学校4年生くらいから高校生まで。
時間がそれぞれだが、子どもたちがバスケットボールを学びに来ている場所です。
入るとJasonコーチが
『SPUの関係者でしょ。』って。
ヒロナカコーチが話をしてくれていました。
ありがたい。
近くで見ていた保護者の方も、SPUにはいとこの子どもがいるのよ。って。
マーカスとグラント。2人の名前が・・・。
なんだか別のところに来たのに、不思議なものを感じました。

訪れた直後、衝撃が走りました。
見たこともない練習法。
シュートの打ち方。フォーム作りの指導。
合理的に体に沁みこませるような練習。
選手も知らず知らずのうちに体に見につくような・・・。

文字では、なかなか表現しにくいのですが、
これは、日本で欠かせないもののような気がしました。
写真を載せておきます。
それをやってるTatsumiさん。
他にも、ドリブル練習。フットワーク。
が、ありました。

驚きの連続でした。
ドリルもさることながら、
子どもたちを取り巻く環境のすばらしさ。
こどもたちのために大人ができることをやって、伝えていく。
指導者が学び、子どもたちに伝えていく。
そんなものがここには、ありました。

2008年3月17日月曜日

アラスカより

シアトルに戻ってきました。


チームに帯同し、5日間。
英語だけの空間でした。
少しは、慣れたかな・・・。
ルームメイト Matt Johnson
が英語をいろいろと教えてくれたり、本当に助かりました。
最初は、どうなることかと思ったけど・・。


試合は、タフにベストを尽くしてくれました。
これ以上ない、チームのまとまり。
すばらしい試合でした。
http://www.spufalcons.com/news/mbball/2008/3/16/0708_mbb_mar15.asp
試合後は、みんなで号泣。
コーチの話に号泣。
みんなとハグしあい・・・。


ホテルでは、最後の夜を楽しみました。
みんなで、集まると最後はやっぱりバスケの話し。
言葉なんて関係ありませんでした。


シアトルの空港では、みんなで別れを惜しむかのように・・・。
みんなでハグしあい・・・。



今からは、シーズンオフに入りますが、
コーチは、スカウトに飛び回るそうです。
水曜からラスベガスに。
それからカンザスに。
『忙しいよ』って。


1シーズンを通してSPUに帯同し、コーチングやコンディショニング、
コーチとはなにか。
ヒロナカコーチからは人間的な魅力をたくさん見せていただいた。
いろいろな部分を学べたと思う。
改めて綴りたい。



これから新たに始まるバスケット人生に大きな糧を得たような気がする。

ここへの道を繋いでいただいた方々。
SPU関係者。
友人。
家族。


全ての方々に感謝します。
ありがとうございます。

2008年3月16日日曜日

最高でした。。。

最高の舞台に最高の選手。
最高の試合を展開してくれました。


すばらしい試合でした。


最高の試合を見せてくれた全ての方々に感謝です。


ありがとうございました。

2008年3月15日土曜日

アラスカの奇蹟その1

たった今、試合が終わりました。

興奮・感動・涙の試合でした。

なにを書いたらいいか・・・。

興奮であまり覚えていません。。。

1点ビハインド。
残り5秒。
自陣からのスローイン。
マーカスにボールがわたり、ドリブルで運ぶ。

そのままゴール近くまで持ち込みシュート。
ボールは、吸い込まれるように、ゴールへ!!!

ブザービーター!!!
大逆転で勝利!!!


最後は、みんなで腕を組んでお祈りするように・・・。
入った瞬間。
みんなでコートへなだれ込み・・・。

なにがなんだかわからず・・・。
興奮と感動の渦へ・・・。

コーチと試合後、話したら、
『Tommorow』と。
もう明日を見据えていました。

明日は、Western の1位 アラスカアンカレッジ 
ホームチームです。

奇蹟その2が待っています。


この模様は、オンライン生中継があったそうです。
SPUのホームページより、
GNACのホームページへ行き、
オンラインテレビのページへ行くことができます。
簡単な登録でフリーで見れるようです。

2008年3月14日金曜日

開幕前日

長旅を経て、アラスカに到着したのは、昨日。
昨日の練習は、会場とは別の場所。
覇気もなく、疲れた様子でした。

1日経ち、会場で練習。
到着から選手は気合の入った様子。
前のチームの公式練習が終わるのを待つ中、アップをする様子も。
会場を歩いて見回ると
チケットを買い求める多くのファンの姿が・・・。
トーナメントのすごさを改めて感じました。

さぁ、明日からトーナメントの開始です!!!
楽しみます。
今からは、前日のレセプションが行われます。
全てのチームが集まり行われます。
周りは、全て英語。
緊張しています・・・。

2008年3月12日水曜日

NCAA Tournament, the West Region

トーナメントが始まります。

コーチが、
『あなたがいきたいなら連れて行くよ』と。
すぐに、
『行きます』って。

そんなことで、今からアラスカに行ってきます!!!

アラスカでSPUの奇蹟を見てきます!!!

2008年3月11日火曜日

3度目の正直

WEST REGIONAL
のトーナメントが、金曜日よりアラスカにて開催されます。



1回戦の相手は、
先日オーバータイムの末、負けてしまった
Central Washington
です。



レギュラーシーズンでは、2回とも負けている相手。
3度目の正直です。



コーチが、どのような対策をたて、今度の試合に挑むのか。
しっかりと勉強したいと思います。

2008年3月9日日曜日

最高の試合

前回のホームゲームで負けている
Central Washington とのアウェイゲーム。
日本の高校生のようなラン&ガンをシステムとするチーム。
上背がないので、トラップディフェンスや走りをカラーとしています。

レギュラーシーズンラストゲーム。
GNAC。カンファレンス2位をかけた激戦。
リベンジゲーム。
気分は、始まる前から最高潮!!!

コーチも、いつもより一層、喋りかけられない雰囲気です。

試合開始。
一進一退の攻防を繰り返す。
リードは、常に変わる展開。

前半を終え、
50-46でリード。

ハーフタイム。
『Good Job』とコーチ。

後半の相手のディフェンスの対応策の指示。


後半。
一時8点リードする。
しかし、相手も粘る。
オールコートのディフェンスを仕掛け、トラップ。
ここで、チームは、対応策のシステムを遂行できなかった。
(この試合。唯一悔やまれる時間帯)

残り7分一気に逆転。
流れは相手へ。

残り8秒。
1点ビハインド。
相手フリースロー。
1本目成功。
2本目ミス。
リバウンドSPU。
マーカス、ドリブルで持ち込み、スリーポイントショット。
http://www.spufalcons.com/roster.asp?playerid=263&sport=4&path=mbball
ミス。。。
しかし、ビッグ・ロブ。
http://www.spufalcons.com/roster.asp?playerid=272&sport=4&path=mbball
ブザー・ビーターで
チップイン!!!

会場騒然。
SPU 大盛り上がり!!!

延長へ。

延長では、集中力を欠いたのか、終始相手にリードを許し、
96-105
敗戦。


最高の試合だったと思う。
負けはしたが・・・。
チームは、まとまった。
お互いに意見を交わし、喋り続け、
最後まで戦った。
我慢強く・・・。

当初のチームとは、見違えるように成長した。
終了後のミーティングで、コーチも以前は、精神的な弱さを指摘していたが、
今日は、来週に控えたゲームのことを口にしていた。
チームの成長を感じ、手ごたえを感じているのかもしれない。。。


来週の
NCAA West Regional
トーナメントでは、なにかが起こる予感!!!

SPU旋風が巻き起こります!!!

2008年3月8日土曜日

Big Game

レギュラーシーズンも最終週になりました。
上位は、1位を除き混戦状態。
勝たなければなりません。


アウェイゲーム。
当日の移動でした。
車3台での移動。
夜7時からのゲームにあわせて出発。
日本でいうと、熊本ー福岡間ぐらいの距離です。
運転は、ヒロナカコーチ。
私は、助手席に乗せられ、後ろには、大男3人が・・・。
さすが、大学生。
移動中は、勉強道具を片手に学習しながら移動。
こちらは、学業をしっかり修めないと、バスケットができない環境になっています。
英語がしゃべれない私にコーチは、分かりやすい英語でしゃべりかけてくれました。
英語の勉強もできたし、途中、カジノのビュッフェで食事もしたし・・・。
素晴らしい時間でした。
自分の周りは、英語だらけで、脳が疲れて途中寝てしまいましたが・・・。


会場到着。
試合開始1時間半前。
それぞれにテーピング、シューティング、ストレッチと。
50分前ロッカールーム集合。

『Big Game』

『40分間タフに戦おう!!!』

コーチ。選手。スタッフ。
みんなで円陣を組み、お祈りをする。


試合開始。
みんな、ビッグゲームということを意識しているのか、アウェイの緊張なのか。
シュートが決まらず・・・。
アウェイの笛なのか。
笛が鳴らず・・・。
ただ時間だけが過ぎていった・・。

しかし、コーチは、システムを最後までやりきることを強調する。
すると、チームは、流れが悪いながらもしっかりとプレーする。

前半を終えて、
29-24

ハーフタイム。
コーチの話より先に、選手が話し出す。
相手のディフェンスがこうだからこうしようとか・・・。
コーチどうしたらいい?
そんなミーティングをしていた。
それにコーチは、的確に答える。

『残り20分』


後半。
出だしから相手を引き離す。
この試合。
チームトップの17点を入れたJojay
http://www.spufalcons.com/roster.asp?playerid=271&sport=4&path=mbball
の、3本連続スリーポイントが決まる。

残り10分で16点差をつけた。

終盤。
相手の追い上げに、ファールゲームにちょっとドキドキしたけど、
しっかりとフリースローを決め、
74-66
勝利!!!

終了後、
カンファレンスの2位が見えてきた。
次のCentral Washington 戦
シーズン最終戦で、決まる。

コーチは、勝利の余韻に浸るより次の試合のことを見つめていた。



ここ最近。
本当に、選手同士で、声を掛け合って、勝ちにいこうとする姿勢が出てきている。
シーズン開幕当初、メンタル面での課題があった。
まとまり、我慢強さが足りなく、自分勝手なプレーで何度も負けた・・・。

でも、今は、本当にチームが一つに!!!
まとまってきていると思う。
いいチームになっている。

シーズン終盤。
チームは、上昇気流に乗った。

いい感じ。
いい感じ。

2008年3月4日火曜日

Senior Night & Last Home Game

ホーム最終戦。
いつも以上に気合が入っています。
相手は、カンファレンス1位。ウエスタン地区でも1位を突っ走るチーム。
Alaska Anchorage
ビデオでみるとかなりいいチーム。
タフに戦い。1試合そのタフさが続きます。
かなりのタフな試合が予想されました。

試合開始前。
Senior(4年生)の選手は、大学生活最後のホームゲーム。
セレモニーが開催。
家族を連れてコート中央に。
家族に感謝の花束贈呈。

涙する選手と共に涙。
最高の試合に最高のセレモニー。
気持ちが高ぶらないわけはありません。

最高のコンディションでティップオフ。
出だしからお互いにタフなゲームを繰り広げる。
一進一退。
ホーム最終戦にふさわしい試合。
観客もSPUの戦いに最高の応援を送る。
前半を終え、31-35のビハインド。
ハーフタイム。
ロッカールームでは、普段黙ってコーチの話を聞いている選手たちが自分たちでもなんとかしようという思いで、意見を交換し合う。
コーチもいろいろと作戦をたて、選手に伝える。
『最後の20分だ』
『タフに戦おう!!!』

後半。
タフに戦う選手。
我慢強く、必ず勝つんだ。っていう思いがプレーに表れる。
残り15分。
この試合、初めての4点のリード。
ここからSPU FALCONSが一つになる。
ディフェンス。ルーズボール。リバウンド。
気迫が相手を上回る。
残り3分。
6点リード。
相手のタイムアウト。
ここで、観客は総立ち。
スタンディングオベーションで拍手を送る。
残り1分3ポイント決められ3点差に追いつかれるが、すかさずSeniorのJojayが3ポイント。
65-58。
勝利!!!

終了後のロッカールーム。

コーチは、開口一番。
『Congratulation Senior』
声を詰まらせるコーチに4年生も泣き出す。
みんなを褒めるコーチ。
最後に
『I am proud』と。

最高のコーチに最高の選手。
最高の舞台に最高の試合。

本当によかった!!!
ありがとう!!!

2008年3月1日土曜日

負けられない戦い

VS Alaska Fairbanks
現在。
GNACランキング3位のSPU。
9位のAlaska Fairbanks
http://www.gnacsports.com/allsportsinfo/dailystandingsupdate.pdf

ここで負けてしまうとトーナメントへの道が閉ざされてしまう。
絶対に負けられない。
必ず勝つ。

選手もコーチも
『must win』と。
『Big Game』と。


しかし、そのプレッシャーから硬さが見られ、
開始から3分得点が入らない。
4本のフリースローも全て外す。。。
出だし、0-7とリードを許す。

タイムアウト後落ち着きを取り戻し、本来のチームへ。
前半を10点リードで折り返す。

後半もなかなか離すことはできなかったけれど、
91-77。
勝利!!!

『みんなよく頑張った。』と、コーチ。
それぞれによかったところを褒めた。

一日空けて、試合。
VS Alaska Anchorage
GNACで1位を突っ走るチーム。
アウェイでは負けている。
ホーム最終戦。
観客動員数GNAC記録をつくろうと観客がたくさん来る。

負けられない試合が続く。。。

ドウェイン・ケーシークリニック

ドウェイン・ケーシー氏によるクリニック。

厳しい表情で、厳しく伝えるコーチ。
『疲れているのは分かるけど、そこを乗り越えるんだ』

アップもそこそこにダッシュが始まる。

3メン。秒数指定でしっかりと走らせる。
『顔をあげろ』
『ゲームのように』


ディフェンスのポジショニング。
『前の人が言われたことを集中して聞いていろ』
『何度も同じこと言われたらダッシュだぞ』
常に集中しておかないと・・。

オフェンスが山なりのパスを出すと。
『そんなパス。試合中に出すの?』
ルーズボールを追いかけないと。
『なぜ、追いかけないの?』


『常にゲームライクで』


練習中何度も、笛を吹き、ストップさせる。
なにが、いけないのか。
どうすれば、うまくいくのか。
を、きちっと説明する。

ほめるときは、とことん褒める。
褒められるほうが、恥ずかしくなるくらい・・・。



練習後、コーチと話をした。
バスケットボールに大事なもの。
『ファンダメンタルだよ。
 NBAの選手にも、子供にも、大学生のチームにも同じ事を教えるんだ。』


指導者哲学。
自分なりのオリジナルをもって、バスケットボールを伝えていく。
そんな姿がありました。